” どうも歌に力が入ってしまうんだよな〜 ”
” 歌が一本調子になっちゃう ”
そんなふうに思うこと
よくありますよね。
好きなアーティストの曲を歌おうと思って
実際歌ってみると何か違う。
" こんなに難しい曲だったっけ " とか
” 同じように歌ってるつもりなのになあ ”
なんて困惑しますよね。
滑らかに歌っているはずなのに
録音してみたら
タドタドしく聞こえたりするかも知れません。
何が原因なのか????
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今回は原因のひとつ
「気持ちの力み」について
書いてみたいと思います。
何か曲を歌おうと思ったときは
何かしら、その曲を「歌おう!」と思った理由があると思います。
大袈裟な理由じゃなくても
例えば、
・単純に歌っているアーティストのファンだから
・そのメロディーが好きだから
・その歌詞に胸を打たれたから
・歌いやすそうだから etc…
理由はなんであれ
その曲を歌うぞ!という意気込みを持って歌うと
少なからず「気持ち」が入るものです。
カッコ良い曲なら、勢いがつくかも知れません。
恋愛ソングなら共感して「想いを込めるぞ」と
そんな想いで歌い込んでしまうかも。
ズバリ!
そこが「力みポイント」です!
私の感覚から言うと
大概その力みは
最初の音に出やすいかなと思います。
気持ちが強ければ強いほど
表現したい!と思えば思うほど
伝えたいと思えば思うほど
力が入るようにも感じます。
曲の一番最初の第一声もそうですが、
各フレーズの最初の音にも
結構力が入ります。
そうするとどうなるか。。。
最初に力が入るので
そこに躓くような変なアクセントがついて
フレーズが流れにくくなります。
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実際どうなるのかというと・・・
ちょっと実験してみましょう!
今、頭にSuperflyさんの
「愛を込めて花束を」が浮かんだので(笑)
その歌詞をお借りして。。。
♪ふたりで写真を撮ろう〜 ♪
このフレーズの「ふ」にアクセントをつけて歌ってみてください。
その後に、極力アクセントをつけないように
「ふ」よりも「た」の方を意識して歌うつもりで
滑らかに歌ってみてください。
おそらく、
これだけでもハッキリ違いが出るのではないでしょうか?
もう少し細かくみてみましょう!
「ふたりで~」の「ふ」に力が入ってアクセントがつくと
続く「たりで~」が硬くなります。
見方を変えると
「ふ」以外はあまり大切に歌っていないかも知れません。
フレーズが流れるためには
「ふ」に続く「た」
そしてまた、それに続く「り」
そしてそしてまた、それに続く「で」も
大切に扱わないといけませんね。
そして、
言葉を大切にして
流れるようにフレーズを歌うために、
そのフレーズが流れている間は
お腹も支え続けなければいけないし
息も流れ続けないといけません。
最初の第一声に力が入ると
支え続ける、流れ続ける の 「続ける」が
出来にくくもなってしまいます。
もし、最初の音を柔らかく歌ってみても
まだ力が入ってるような気がする~と思う方は
歌っている姿を
鏡で見てみてください。
おそらく、声を出した瞬間に
頭が前に揺れてるのではないでしょうか?
頭を前後に軽く振って
リズムをとっているような感じです。
頭が前後に揺れるのも
力が入る原因になったりします。
是非チェックしてみてくださいね。
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もうひとつ
力まず滑らかに歌う練習方法をご紹介しましょう。
歌う前に、
歌詞を 母音のみ で読んでみてください。
” ふたりで写真を撮ろう ”
↓
うーあーいーえー あーいーうーおおおお〜
「ん」や、撮ろうの「う」などは
発音した時の音で大丈夫です。
これを音程もリズムも抑揚もつけずに
まっすぐ読む。
これを最初にやるだけでも
結構歌いやすくなりますよ。
歌詞の下にカナをふるように
母音をふって
トライしてみてくださいね。
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