ブログテーマ『音楽とわたし』
今日はピアノを始めたきっかけなどをつらつら書いてみました。
私が小さいころ最初に出会った楽器はピアノ。
音楽をやっている中で「いつからピアノを始めたのですか？」とよく聞かれます。
私がピアノを始めたのは5歳の時です。
あるとき、私が通っていた幼稚園でピアノのレッスンをしてくれる事になりました。
実は私は小さい頃から体が弱かったので
運動が出来ない分、せめて音楽を・・・と考えた両親が習わせてくれました。
５歳の私に「ピアノ習いたい？」と聞いたら「習いたい」と言うから習わせた。。と
後に親から教えてもらったけれど
そんな小さい頃に自分が何を言ったかを覚えているはずもなく(笑)
とにかく5歳からピアノを弾きました。バイエルからスタートです。
その頃からピアノが好きだったかどうかは覚えていませんが
幼稚園で先生に教えてもらう事に加えて
家では姉にも教えてもらうことができたので
もしかしたら周りの子供より上達が早かったのかも知れません。
多分そこで有頂天になっていたはず(笑)
幼稚園を卒園して
新しくついた先生も優しかったのですが
先生の都合でお教室が閉まり、
またまた新しい先生につきました。
その先生がまあ怖い！！！
本当に怖い!
上手く弾けないと手を叩く（そんな記憶）。
お教室の椅子に座ってレッスン待っている生徒さんも
背中を丸めてビクビクしている感じ（に見えました）。
そんなわけで
私もその頃レッスンに行きたくなくて
レッスン休んでいい？と親に了解を得て
いっぱい休んでました。
でも、ある時、出会ったのです！
運命の先生。
忘れもしない小学4年生の時です。
学校のお友達が何人も習いに行っているピアノの先生が
すごく優しいらしい。そしてみんな楽しそう！
私もそこに行きたい！
早速、親に頼んでその先生の元へ。
そしてレッスン開始。
友達と数名で同じ時間に習いに行って
レッスンの順番が来たら弾く。
レッスンが終わったらその場でみんなで宿題をする。
なんて楽しいレッスンなんでしょ！
遊びに行っているようなものです。
もちろん、遊んでるだけじゃなく
レッスンも楽しかった〜
今振り返ってその先生に感謝するのは
とにかく自由に弾かせてくれたことかなと思います。
まず、ピアノを弾くのが楽しくて楽しくて仕方がない。。。と言う状態になり
自然にもっと上手くなりたい！と言う気分になっていったのだと思います。
その先生とは今でも家族ぐるみのお付き合いをさせていただいています。
有難いことです。
そしてもう一つ有難いな〜と思うことは
どんなにレッスンをサボっても
やめさせないで続けさせてもらえたこと。
親に感謝です。
と、やはり思う事は
物事は続けることが大切。
勿論全てとは言わないけれど
いつ開花するか分からないですから(^^♪
最初は出来なくて「こんなの向いてない！」と思って投げ出したくなるかも知れない。
でも、ある程度興味を持って始めたものならば、しばらくやってみる。
しばらくやっているうちに、少しずつ出来るようになって
少し技量が上がれば次の事が出来るようになって
時間が経ってやっと本当の面白さが分かってくるのかなと思います。
昨日より今日、
今日より明日、
ちょっとでも上手くなれたら
嬉しいし、楽しいですもんね。
ちょっと話の軸がずれるかも知れませんが、
前にあるボーカルスクールでプロの声優さん（仮にAさん）に歌のレッスンをしていた時、
ラウンジにいた他の声優志望の生徒さんがAさんに
「どうしたら上手くなれますか？」という質問をしたら
Aさんは
「辞めないことかな」と言っていました。
深いな～(^^♪