声がうわずってしまったり・・
音程が上手く取れなかったり・・
とにかく、歌が安定しない。
または、
音がだんだん高くなっていくと
「ああ、もう無理、これ以上は首が伸びません!」
な~んていうこと、ありませんか???
そんなときは
「今、重心がどこにあるか」を意識してみましょう!!
さて、重心はどこにありますか?
おそらく、
胸より上に重心がきてるのではないでしょうか??
その状態だと、お腹は声を支えきれないので
胸から上だけ、または、口だけで歌ってしまっているかもしれませんね。
そして、ブレスもあまり取れていない状態ではないでしょうか??
これでは苦しい💦💦
これで全力で歌ったら酸欠になりそう・・・
だ・か・ら
苦しい状態から離れて
力強い安定した声で歌うために
重心を下げましょう!
声を出す時、歌う時はインナーマッスルを使います。
それに関してはこちらの記事を参照してくださいね。
【解説!「歌う時の腹式呼吸」~お腹は膨らむ?へこむ?外観に惑わされないで!~】
もちろん、歌以外でもインナーマッスルを使う場面はたくさんあります。
たとえば・・
・ジムで器具を使ってのトレーニング動作
・ぬかるみにはまった自動車を後ろから押す
・ちょっと高い跳び箱を跳ぶ瞬間、身体を押し上げる
・重い荷物を持つ。持ち上げる。
・気合を入れて「ハッ!」と叫ぶ
・孫悟空が「かめはめ波」を出す(かめはめ は―――っ!) などなど・・・
何となくインナーマッスルを使っている感じを想像できましたか?
重心は腹筋の位置にありますよね。
それをふまえて
歌を練習するときは、少し重い物を持って声を出してみましょう。
インナーマッスルは歌でも活躍してくれてますよ(^^♪
私がいつも持ち歩く鞄は重いので(笑)
私はその鞄の肩にかけるベルト部分を持って練習しています。
持つ物は何でもよいです。
ちょっと重いかな?ぐらいのものが良いと思います。
片手ずつで持つなら 水の入ったペットボトル、1kgぐらいのダンベルなど。
両手で持つなら 椅子など。
ルールは2つだけ。
・物を持つ手の小指側を両側の腰骨につける。
・一番下のあばら骨より上に持ち上げない。
これで重心が上にいくのを
かなり防げます。
身の回りの物を使ってインナーマッスルを効果的に使い
歌唱力をアップさせちゃいましょう!