歌を練習していると、どうしても上手く歌えないところが出てきて困ってしまうことがありますよね。
レッスンをしていても、この音だけ上手く音程がとれないんです〜と
悩んでいる生徒さんがいらしゃいます。
「この音が難しくて〜」というぐらいなら良いのですが
なかには「私、音痴なので修正不可能です!!」 と匙を投げちゃう方も。
でも出来ないところは諦めずに何度も何度も繰り返し練習しよう!となりますが
でもちょっと待って!
音程が上手く取れない理由はそこじゃないかも。
出来ないところ、音程がとれない音はその箇所だけに目が行きがちですが、
その1つ前の音に原因があることもあるんです。
例えば
メロディーがミ(低い) → ド(高い) だった場合
この高いドが上手く出せない。
その原因は「出せないド」ではなくて「その前のミ」にあるのかも知れないのです。
高い音に飛ぶので 緊張して「ミ」の音に力が入ってしまったり
反対に、低い「ミ」をしっかり出そうとし過ぎて、下方向に必要以上に力が入ってしまい
そのせいで喉に力が入り「ド」に影響が出てしまったり・・
次の「ド」を気にせずに「ミ」を軽く歌ってみたら「簡単にドが出せた!」「音程も上手くとれた!」ということが結構あります。
私の経験上、上手く歌えない音は前の音に力が入り過ぎ・・という事が本当に多いです。
もし上手く歌えない音があるなら
その前の音に注目してみてください。
そして、軽〜く歌ってみてくださいね。
軽〜くの目安は、鼻の奥の方で軽く喋るぐらいの感じで良いと思います。
あれ?! 出来た!あんなに出来なかったのに〜って
笑っちゃうかも知れませんよ。
上手く歌えない音にぶち当たったら
1度この方法を試してみてくださいね(^^♪