♬ 肩甲骨の位置を戻そう!

現代では欠かすことの出来ないスマホとパソコン。
スマホでLINEチェック、移動中の電車ではゲームに読書。
会社に着いたら座ってパソコン・・・
こんな光景が普通になりましたね。

私も長時間パソコン作業をしますが
その途中に ふと横にある鏡を見ると

前かがみの姿勢にびっくりします(笑)
みなさんはどうですか?

前かがみになると肩が前に出て内側に巻く「巻き肩」になり
それに伴って肩甲骨の位置も角度もずれてしまいます。

ざっくり言うと
肩甲骨は鎖骨としか繋がっていないので浮いている状態なのです。
だから、前かがみの状態が続くと肩甲骨の位置も角度も変わってしまう。
そうなると胸をひらいてすっきり呼吸をすることも難しくなります。
肋骨の動きも邪魔しそうですよね。


ちょっとここで、肺の大きさについてです。
肺というと、レントゲン写真など前から見た形を思い浮かべる事が多いと思います。
だから何となく体の前面だけにあるような感覚を持っていませんか?
でも、肺って思ったより前後にも広がっていて結構な体積があるんですよ。
こんなに体積がある肺を有効に使うには、身体を起こしてあげないといけません。
身体を起こしてあげないと肋骨もスムーズに動きません。

でも身体を起こすことを肩甲骨が邪魔してるとしたら・・・
やっぱり元の位置に戻さないといけませんよね。


そう!「天使の羽」に戻してあげましょう!

私のおすすめは、
顎を引いてクッとおへその辺りを引き締め、手を後ろで組んで肘を伸ばし斜め下後方にグッと引っ張る。

そして肩甲骨を中央に引き寄せる。

雑な絵でごめんなさい💦

肩甲骨を元の位置に戻す方法は
インターネットで検索するとたくさん出てくるので
いろいろ試してみてくださいね。

 

肩甲骨を元の位置に戻すと胸が開きやすくなります。
肩も後ろに開き気持ちよく息が吸えるようになります。
もちろん声も出しやすくなります。


Sperfly や MISIAなど、歌の上手いシンガーがガッツリ歌っているところを思い出すと
しっかり胸が開いていると思います。
肩も前に出ていないし、身体が起きてますよね。
あんな声を出してみたいと思いませんか?
その第一歩は肩甲骨!

ここで注意が1つ。
胸を開くというと、無理に身体を反らしてしまう方や、上方に身体を伸ばす方がいらっしゃいます。
この状態で息は少ししか吸えないし歌いずらいです。
無理に反らそうとせず、インナーマッスルで体を支え顔が正面を向けるように身体を起こしてくださいね。


声が楽に出せるように
今日から肩甲骨に注目してみてくださいね。