♫ 発音をかっこよくしたいなら、まず勇気!

今日は英語の歌のレッスンをしました。
「英語の歌をカッコよく歌いたいのだけど、発音が…」と生徒さん、お悩み中です。

今までもたくさんの生徒さんが同じ悩みを抱えてました。
「英語の発音て難しい〜っ。
 細かい音符にたくさんの単語がグワ〜っと来ると口が回らなくて
 メロディー通りに歌うところじゃなくなっちゃう〜
 その中に「th」とか「 l」とか「 r」とかまで入ってきて
 もうお手上げ〜〜〜」

でもちょっと待って。
外国の方は普通に歌ってるよね?
口、回ってるよね?
「だって母国語なんだから あったり前じゃ〜ん!」という声が聞こえてきそうですが
そこは落ち着いて(^^)

悩んでいる生徒さんは
みんな真面目です!素晴らしい!
そして、
英語も真面目に ”全部” 発音してくれます。
少しも手を抜かずに。。。

でも、その発音、
本当の発音ですか?
なんだか日本語っぽくない?

余計な音まで出して
無意識に難しくしてるでしょ??(^-^)


日本語は必ず母音(有声音)がつきます。
それに対して英語は子音(無声音)だけで発音することもたくさんあります。

たとえば、りんご「Apple」は
日本語では「アップル」と発音するのに
英語では「アポ」と聞こえるように、
英語にしたら聞こえなくても良い音、
あるいは、聞こえるはずのない音を
日本語ではしっかり発音する。

同じ「Apple」を発音しようとしているのに
発音数(”アップル” と ”アポ” )まで変わってきます。

これを歌に入れ込もうとしても無理がありますね。

これって英語をカタカナ表記した「弊害」だと
私は思います。

英語を発音するためには
全く違う読み方をするんだ!ぐらいに、
小さい頃から刷り込まれた「カタカナ表記」を忘れる「勇気」を持ってください。

英語の発音をよくする為に必要なのは
まず カタカナに頼らない
「勇気!」です。

さあ、勇気を持ってチャレンジしてくださいね。

発音についてはまた次回。