歌う時はお腹で息を支えましょう。。。と
分かってはいても
テンポが早くて、その上 歌詞も多い、音符の数が多い、そしてリズムが複雑・・
こうなると大変。
タンタタ や
タタンタ や
タタンタ のリズムが
時にタイで結ばれてもっと複雑になっていたり
シンコペーションなんかも混ざってきて
音を正確に歌うだけで いっぱいいっぱいだわ〜〜〜なんて
悲鳴が聞こえてきそうですが(^^)
このままだと歌がヨレヨレで
音程もフレーズもリズムも流れてしまいますね。
歌が締まりません。
そんな時は「ハ行」で練習してみましょう。
まずは以前に書いたブログで
お腹の使い方をチェック。
ブログはこちらをクリック
↓
<動画解説>ブレストレーニング
そして
しっかりお腹を使って実戦。
歌詞の全ての文字ひとつひとつを
全て「ハ行」で、そしてスタッカートで歌います。
例えば
椎名林檎さんの「おとなの掟」を使って説明するとこんな感じです。
歌詞の下に「ハ行」が書いてあります。
どの音もひとつひとつ
腹筋をしっかり動かしてくださいね。
16分音符や、ここには出てきませんが32分音符などの細かい音符も
テンポが崩れても構わないので
ひとつひとつ丁寧にこなしてください。
そして声は前に出すのではなく
頭と肩甲骨の後方に飛ばすようにです。
最初はゆっくりで構いません。
リズム通りに正確にやらなくても大丈夫です。
練習して慣れてきたら
正しいリズム通りに、でもテンポはゆっくり。
そしてだんだん元のテンポに近づけていってください。
これ、真剣にやるとかなり疲れると思います。
慣れて腹筋がついてくるまで
多少時間はかかると思います。
でも!
これを地道にやっているうちに
ひとつひとつの音符に対して腹筋が対応できるようになってきます。
そしてそれは
ダラダラと流れないように歌う準備になるのです。
そして、必要な所で必要なだけお腹を支えられるようになるので
スタッカートではなく、元の歌詞に戻したときに
時には軽く、時には鋭いリズムで・・と
フレーズを通して安定した歌い方が出来るようになり
歌に色を付けられるようになるのです。
腹筋は間違いなく鍛えられると思います。
ウエストもカッコよく締まって
体型も素敵に変身するかも。
歌も素敵な体型も
一石二鳥で手に入れるつもりで
練習してみてくださいね^_−☆