今日は内股のお話です。
歩いている時や立っている時の自分の姿勢って
どのくらい意識しますか?
街を歩いていて
髪も服も靴も 全て素敵にコーディネートされているのに
ガニ股で歩いている女性をみると
あ〜〜 残念!と思います。
声をかけて教えてあげたくなります。
ガニ股をなおしたら100倍綺麗ですよって。
まあ、余計なお世話なので、勿論声はかけませんが(^^)
私自身、歩き方や立ち方のレッスンを受けたわけではないので
歩き方も立ち方も完璧にはほど遠いかも知れませんが、
街を歩く時はお店のガラスに映った自分の姿を見て
幻滅しながらも(笑)
なるべく綺麗にあるけるように気をつけるようにしています。
幻滅しながらも(笑)
なるべく綺麗にあるけるように気をつけるようにしています。
ガニ股になっていないか。。
膝は前を向いているか。。。などなど。
と、今日は蟹股ではなく「内股」のお話。
ブレスコントロールのレッスンをしていた時のこと。
理論は理解してくれているのに
何故か思うようなお腹や体の動きができないという状態になりました。
息を吐きながら肩が下がってしまったり、体がくの字に曲がったり。
そんな時は頭のてっぺんから足の先まで観察です。
その生徒さんの足先が内側を向いて
内股状態になっていました。
上から見るとハの字になっている状態です
内股だと骨盤が開いてしまって
息を吐くための筋肉が上手く使えなくなります。
反対に、かかとを内側に向けて(上から見るとV字状態)
お尻を閉める。
お尻の閉め方は前にも書きましたが
バラを落とさないようにお尻に挟んでいる感じです。
この状態で息を吐くと
腹筋の支えが効いて体がくの字に曲がらないはずです。
内股の状態だと骨盤が開いてしまうので
ブレスに必要な筋肉がうまく働かず
実際に息を吐いた時にはその圧力に負けて
体がくの字になってしまいます。
お腹の筋肉が正しい方向に動かないのです。
その生徒さんは
足先をV字に直しただけで
正しいお腹の動きができるようになりました。
日本人の女性には内股が多いらしいのですが、
内股だと骨盤が緩んで足が太くなる、短くなる。。という
なんとも避けて通りたい記事を読んだことがあります。
内股を直して、お尻を閉めて
お腹の筋肉で支えながら息を吐く。
これは歌う為の練習でしょ?と思いきや
この練習をすることは
実は美容にも良いのです。
腹筋背筋とお尻を意識してブレスをするようになると
立ち姿勢も素敵になると思います。
腰の位置も高く感じるようになって
その日の気分もノリノリになるかも!
内股をなおして、ボイストレーニングをして
是非、声と美容の一石二鳥を目指してくださいね。