1曲の長さってだいたいどのくらい?
多くは4分30秒〜5分ぐらいでしょうか?
その中で、
同じメロディー、又は、同じ歌詞が
何回出てくるでしょう?
曲の多くは
Aメロ → Bメロ →Cメロ(サビ)
そして2番になってまた
Aメロ → Bメロ → Cメロ(サビ)
その後に静かになってDメロが来て
最後にCメロ(大サビ)と。。。
こんな感じでしょうか。
これを全部
強弱もブレスも何もかも
まるでコピペしたみたいに歌うと
聴いている方は飽きてしまいますね。
もしかしたら歌っている本人でさえも
「まだあるのか〜〜
長いなあ〜」と
感じてしまうかも知れません。
ではどうしましょう??
そんなときは
「歌詞を朗読するとしたらどんな風に読むか」を
考えると良いですよ。
読む時に気に掛けることは・・
例えば
誰に読む?
彼に? 彼女に?
友達に? 子供に?
世界に?
どんな場面を想定して読む?
誰かに向かって直接語りかける? 独り言のように?
その歌詞の内容は・・
怒っている気持ち? 哀しい気もち?
爽やかな気持ち? 懐かしい気もち?
いろいろと回想してるところ?
例えば「夕陽」という単語が出てきたら
その夕陽の色は何色?
赤? オレンジ? 燃えるような赤?
その夕陽を見たとき
気持ちは?
高揚してる? 感動してる? 希望を感じてる?
などなど。
そしてそれをそのまま素直に歌に乗せてみる。
ほら! 歌詞を読む声や大きさ、流れが変わってきますよね。
名詞や動詞の言い方も変わってきませんか?
1曲まるごとやってしまうと
やり方によっては しつこくなって逆効果になるかも知れないので
そこは注意が必要ですが・・
やり方によっては しつこくなって逆効果になるかも知れないので
そこは注意が必要ですが・・
例えば、Dメロや 大サビの前に
少し静かになったところだけやるのもいいですね。
気持ちひとつで 言い方が変わる
言い方ひとつで 言葉の音色が変わる
メロディやフレーズだけに囚われずに
時には 歌詞と向き合う。
そうすることによって
自然と歌に表情がつくと良いですね。