なんとな~くメロディを覚えて歌ってみたら
やっぱり「なんとな~く」 の歌になった。
テンポが速い曲ならなおさら
音程は適当になってしまいますね。
耳で覚えてしまった曲は
メロディーラインも音程も適当な歌になってしまいがちです。
ここで、楽譜を見て音程をバシっと確認して歌うと
「おっ!この人、ちゃんと歌ってるな!」って、きっと思われますよね。
細かい所を丁寧に頭で把握して歌っているかどうかが
とっても大切です。
練習方法は
楽譜に書いてある音を、音が出る楽器で弾いてみる。
音が出る楽器とは、
ピアノがあればベスト、なければ電子ピアノやキーボード、
スマホのピアノアプリでも良いと思います。
その楽器で弾いた音を音名で歌いましょう。
音名とはその名の通り、音の名前です。
楽譜に「ソ」があればピアノで「ソ」を弾き
「ソ~~」と、同じ音程で声に出してください。
楽譜に書いてある音を弾きながら
それと同じ音(声)を出す。正しい音名を口にしながらですよ。
弾く・聴く・歌う この3つがセットです。
これで「ソ」の音が正しい音程で記憶に刻まれます。
半音でフラフラ動いているメロディーも
ひとつひとつ正確に歌えることによって
何となくメロディーを追っているだけの人と差がつきますよ。
普段あまり楽譜に馴染みがない人は少し大変かも知れませんが
大切なことなので、じっくりとトライしてみてくださいね。
念のため・・
電子ピアノの場合、トランスポーズしていない状態かどうかチェックを忘れずに!
実音で練習してくださいね。
実音とはざっくり言うと
ハ長調での音名です。
(「電子」でない本物のピアノは全て実音です。)
もし、電子ピアノがトランスポーズの設定をしていると
鍵盤のドを弾いても実際には「レ」が鳴っているかもしれません。
弾いている音と鳴る音が同じになるように
「ド」と弾いたら必ず「ド」が鳴る設定にしてくださいね。